■田舎に泊まろう!(3)
<塩釜→仙台>
のんちゃんとちゅうさんとラブミー牧場
次の車を探す前に、折角なので塩釜神社を見てから行くことに。
桜前線どんぴしゃで、しかも植木だからか、いっろんな桜木が百花繚乱ですけど何か!というかんじで、壮観でございました。
観光らしい観光ってここだけだったんだけど、結構満足できたな。
親指を立ててアメリカンマイルを無差別に振りまいていると、
ちょっと先から女の子が
「いいよー!乗って!」
と声を掛けてくれました!
これがのんちゃん!
運転席にはおしゃれ眼鏡をかけたおにいちゃんがいました。
これがちゅうさん!
今ふたりで行ったばかりの神社に、今度は4人で行きました。
長すぎる松林を抜けて海へ行きました。
ラブミー牧場というあったかいお店で音楽を聴きました。
無理にお願いして泊めてもらいました。
大量のポップコーンを作りました。
恋の話をしました。
4人で日本酒の酒瓶を開けました。
のんちゃんにちゅーしようとしたら全力で振り払われました。(反省)
2人はカップルかと思ったんだけど、大学時代からの友達でした。
私は空気を読めずにはやしたててたことをこっそり反省。
小学生じゃないんだからいい加減にしなさいよ。
だけどオマエ、空気はさ、読まないんじゃないんだよ。読めないのよ。なぁ。(反以下略)
そして
自由人なちゅうさんの得意技は、ふりっぱなしと暴投。
内容は詳しく覚えてないけど、使用例はこんな感じ。
ちゅう 「今日何時の電車乗るの?」 (注・返事をしたとしても、絶対に拾ってはくれません。(ふりっぱなし)
のん 「○×時が最終!」 (それでも返事をするのんさん!)
ちゅう 「・・・今日の飯なんにしよっか?!」 (注・確認ですが、今はご飯の話ではなく、電車の話をしていましたね。(大暴投)
のん 「うん、何がいいかなぁ?」 (ちっ、ちゃんとレシーブしてるーーー?!?!)
ちゅうさんの自由トークはのんに対してだけで、
我ら新人にはさりげなく気を使ってくれていたけれど、
それだけにちゅうさんののんちゃんへの自由ぶりと、のんちゃんのレシーブ率は、2人の絆を感じさせました。
のんちゃん、母のよう。
ちゅうさん、息子のよう(笑)
そんなちゅうさんは2年半後?に世界一周をしようとしていて、
ちゅうさんのおうちは彼の生き方そのものみたいで、ロックと自然と哲学が濃ゆい密度で詰め込まれていました。
自由人、それでも愛されるってことなんだよね。
素敵なにーちゃんとねーちゃんでした。
翌朝、ラブミー牧場から持ち帰った大量の米とバナナを持たされて、仙台駅でお別れしました。
うん。田舎に泊まろうって感じじゃなかったけど、最高にいい出会いだった。
また絶対絶対行きます。
2回目は友達だから。
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