■感動の再会

道の駅付近からつかまえたのはトラック!

ちょっと不愛想な感じのおじさんだったけど、
「ヒッチハイカーに対して一番やさしいのはトラックの運転手だろう」って

自分でやさしいって言っちゃってる!

みんな同じようにやさしいですよ☆

トラックの運ちゃんはみんな同じことを言うのだけど、
「長距離トラックの運転手はずっと一人で寂しいからヒッチハイカーを乗せたがるんだよ」って

また自分で寂しいって言っちゃってる!


そのあとはやっぱりちょっと不愛想な感じだったけど、
ところどころでやさしさがにじみ出ているおじさんでした。


石巻市内まで乗せてくれたものの、このあともバイパスで違う方面に行かなきゃだから、と

なんとも中途半端なところで降ろされてしまった。


向かうは石巻の駅・・・!!


歩いていけるか?・・・いや、くらたが待ってるしそんな時間ない〜


石巻の市内なのに「石巻」ってボード出しても意味ない?と思って


「えき」って出してみたけど、

すぐ近くに別の駅があって、どこの駅!?って思われるとアレだから

「石巻」「えき」って交互に出してみた。


するとすぐ手前にさっきからいたであろうお母さんが「乗ってきな〜」って。



「息子の自転車がパンクしてたみたいで、バイト先まで送ってくれっていう電話が今入ったの。
ついでに駅まで乗せてってあげるよ。」

あ〜非常に助かりました!!!


途中息子さんが乗ってきて、あ、なんかすみません、て感じだったけど、
パチンコ屋にバイトに行くのをちゃんと見送ってあげました。

「ごめんね、さっきのとこから駅まで5分くらいだったんだけど、遠回りしちゃって。」

全っ然いいです!!

そして石巻駅についに到着〜!!


くらたどこだ〜!?? 


『近くの公園にいるから来てくれたら嬉しい』とメール。


どこやねん!? 



その公園に向かってみると、満開の桜がむかえてくれた。



なんか旅の途中の知らない所で合流って、

なんか

なんか


生き別れた姉妹に10年ぶりに会いに行きます


っていうくらいわくわくどきどきして、嬉しくなっちゃう。



ベンチで寝ているくらた発見。


あぁ妹よ、生きていたんだね。これからは一緒だよ!!



さぁ二人旅開始です!!



ここからはくらたの「田舎に泊まろう」につながっていきます。


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