■一日目 バカの相乗効果

2007年1月30日
でかい荷物を持って埼玉の田舎上の方まで電車で移動。
道の駅「おかべ」というところからヒッチ開始した。



久々のヒッチに、あ〜緊張するなぁって感じの私。
その横で物怖じひとつせず、俺を見ろ!といわんばかりに
画用紙と親指を高く振り上げるゆういち。



その瞬間から、こいつと一緒だと怖いものは何ひとつないと思った。


恥ずかしいとかいう感情はまったく無くなり、

車通りがなくなれば道路の真ん中までしゃしゃり出て

意味不明な踊りを踊ったり、チューチュートレインやったり

コマネチ!とかやってみたり、

とにかく好き放題暴れまくっていた。


ちょーー楽しいっ!!!




そして15分程して1台目に停まったのは・・・トラック!

初ヒッチ成功にテンション上がりまくりのうちらはいえーい!!とハイタッチをして
トラックに駆け寄った。

米運送中のお父さんくらいの歳のおっちゃん。
母ちゃん(嫁)がこわいらしい。
そして24歳の娘は最近色気づいてるらしい。

これ飲め、とピルクルとホットCCレモンをくれた。

高崎は松井田まで乗っけてもらった。



続いてコンビニの前で2台目GET!

アコード(車種)のカップルの車。

ドライバーのお兄さんはシートベルトが嫌いなようで、
パトカーが前を通るときだけサッをシートベルトをつけ(るふりをし)て、
通り過ぎたらまたすぐパッを手を離す。それが2回くらい。

運転もちょっと荒くて2回くらい車こすってた(ようにみえた)。

ラルクの曲がずっと流れてた。

長野は上田まで乗せてくれた。




そして3台目!は、タメの女の子で、
なんとこの子、長野にある大学のヒッチハイク部に所属しているというのだ!


「同じヒッチハイカーに会えて感動でした。」と

長野松本から鹿児島まで一日でたどり着いたことがあるという強者。
さすがヒッチハイク部、おもしろエピソード満載だった。
てかヒッチハイク部って入ってみたーい!


松本の駅まで乗せてもらいお別れ。



夕方、行きつけのお風呂でひとっ風呂浴びて、行きつけのペッパーランチでステーキを食す。
あたりは真っ暗だが元気が有り余っていたので
テントを張れる寝床を探しがてら夜道を歩くことにした。



ナイトウォークってなんだかわくわくして、
「夜のピクニック」みたいで異様にテンションが上がる。
とっておきの怖い話があると話し始めるゆういち。


するといつの間にやら墓地の横を歩いてることに気付いて、
ひぃーっ!!とビビる二人。



小一時間ほど歩いて ゆういちが真っ暗な中ダメ元で親指を挙げながら歩く。
さすがに見えないだろ〜と思ったら、なんと一台の車が停まる。

すげーすげー!



18歳の高校生。なのに自分の車、らしい。
服飾の専門にすすむ予定のおしゃれさん。
車の中もおしゃれさん。

たった15分だけだけど乗せてくれた。



調子にのってもう一台つかまえる!

松本大学の教員、富士山ガイドもやっているというお姉さん
通称トモネエ。

元気で感じのいい人で、二人ともこのお姉さん好きになった。

なんとなんと驚いたことに、本日我らの大学に足を運んでいたというのだ。
ゆういちの学部の先生を知っていて、どうやら共通の分野の先生らしい。

うーん、こんなこともあるもんだ。



「アルプス村の駅」というところで降ろしてもらった。
道の駅みたいなところで、
ここならきれいなトイレもあるしテント張るのにちょうどいい。



周りは雪も残っていてさすが寒い。

暖かくて広い多目的トイレの中にテント張って寝ようかと試みたけどさすがにやめた。
出来る限りの防寒対策をして寝袋にくるまって寝た。







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