■くらたの初ヒッチ(1)
平成21年4月30日。
13:30 。
関東のとある少年院にて。
くらたはりえと旅にでる約束があったので、
火事場のどさくさにまぎれて脱走…もとい避難訓練の途中で早退しました。
ごめんよみんな。先生は旅に出るよ。
旅の目的は…ヒッチハイク!!
GWどまんなか、私の仕事の都合で期間は三日。
りえを何年も前にひろってくれた福井の人たちに会いに行くたびです。
福井の人たちとの馴れ初めはおりえさんが書くと思うけれど、
簡単に言うと寒空の下ヒッチハイクをしていて生き倒れそうになっていたのをひろわれた仲のよう。
(ヒッチ-ハイク[ヒッチ-ハイク]社会人の癖にお金ありません、優しくしてください、といわんばかりの格好で (ひとの)車で旅をすること)
りえは旅の魅力にどっぷりつかった旅マスター。
くらたは「ヒッチハイクて…危なくね…??」と思ってたような初心者中の初心者。
だってさ、ヒッチハイクしてるひととか見たことある??
見たことないべ??
つか3日で福井まで行けるもん?ていうか女子二人とか危なくない!?
そう思うでしょう。私もそう思います。
だけど、くらたはちょっと頭が弱いので、りえと旅の話をしてたら「なんか楽しそう…!!」と思ってしまったのです。かわいそうですね。
ところがどっこい
これが大正解でした。
この旅で私は旅にのめりこみまして、日本一週世界一周を決めました。
くらたを旅にめりこませたヒッチハイクとは、どんな旅だったのでしょうか。
てことで、続く。
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