■海の出会い

ひたちなか海浜公園のネモフィラという花を見たくて園内を周ってみた。
ネモフィラは水色の花で、丘一面に水色が広がっていてきれいだった。
園内も広いしここはお薦めです。



時間いっぱいまでまったりして夕方になったので、歩いて海岸に行ってみた。


よーし今日は海沿いでテントを張って寝よう。

んで水平線から朝日を見てやろう。ステキじゃん☆


てことで民宿が立ち並んでるのを横目に、ザックを置いてテントを張れそうなところを探して歩いた。


いい感じの場所があったのでこの辺にしようと思ったところに、
他にもファミリー用くらいのテントを張ってる人がいた。


海水浴かなと思いきや暗くなっても片付けないので、どうやらこのままテントに寝るらしい。


外にお座敷引いてて女の人が座ってる。酒瓶が置いてある。

仲良くなって一緒にお酒飲んだら絶対楽しい!
と思って隣にテント張ってもいいか聞こうと思った。


しかし彼氏らしき男の人が出てきて(後ろ姿だけだけど)
なんかチャラそうな感じで、ちょっと怖かったから
やっぱり離れたところに張ることにした・・・。


ということで無事人気の少ない砂浜にテント設営完了。

真っ暗な砂浜で波の音を聞きながら寝ることに・・・



ひとつ心配なのは、現在の波の位置から約50mほど離れたところにテントを張ったのだが、

寝てる間に満潮になったらどうしようということ

起きたら浸水、もしくは波にさらわれてるかもしれない。
ちょっとびくびくしながらも就寝。




5月4日。 旅最終日。

寝床の海から少し歩いた道に出てヒッチ。
早速目の前で停まってくれた若いおにいちゃんとおねえちゃん。


第一声
「昨日そこの浜辺にいましたよね?そのリュックあなたのだったんだ〜」

どうやら昨日浜辺でテントを張ってたあのにいちゃんとねえちゃんだった!!


私リュックを置いて偵察に行ってたときがあって、
その時に「このリュック誰のだろうね〜忘れ物かなぁ?」なんて話してたらしい。


なんとも偶然、その二人に乗せてもらうとは!


話してみるととっても人がよくて気さくで楽しい人だった。
やっぱり昨日声かけて仲良くなっておけばよかったと後悔。



おにいちゃんはキリタンス職人。
おねえちゃんは保育士さんだった。


なんか那須高原の屋台でタンドリーチキンを売ってて
GWだからそのまま車でキャンプしながら旅してるんだって



車のうしろにはたくさんの物がごったがえしに山積みになっていて、
キャンプ道具とか釣り道具とか、職人にいちゃんがつくったひょうたんランプとか
なんかとにかく人も車もおしゃれ〜な感じだった。



二人は途中潮干狩りに行くというのでそこまでついて行くことにした。

潮干狩りっていうかハマグリ祭り!だって。
前夜のうちにハマグリ巻いておいて、一斉に採りに行ってくださーい!って感じ。



おにいちゃんおねえちゃんはわ〜っとハマグリ拾いに海の方へと走っていく。
私は砂浜に残りそれを眺める。


係りの人が浜辺の方にもハマグリを巻き散らしてくれたので、
駆け寄って三つほど拾ってみた。

それをビニール袋に入れ、ありがとうの書置きと一緒にして
そっとその場を去った。


大好きです。気付いてくれたかな?






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